中国大気汚染 日本への影響と飛来予測、pm2.5や黄砂の原因
2015年12月9日のニュースでは、中国北京での
pm2.5の濃度が過去最高ということだった。
日本への飛来予測では、
10日北海道に飛来
11日西日本へ飛来
との予測だ。
このpm2.5や黄砂などの予測は
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html
や
http://www.tenki.jp/lite/particulate_matter/
などからも知ることができる。
世間で騒がれているこのpm2.5や黄砂は
いったいどんなものなのか?その原因を
調べてみたので簡単に紹介したい。
黄砂とは?
pm2.5とは?
まず「黄砂」はいわゆる「土ぼこり」で、含まれる粒子の成分は、どこにでもある砂や泥と大きな違いはない。
これらがPMとして空気中に漂っている場合は鉱物ダストと呼ばれる。
鉱物ダストのうちアジア大陸内陸部を起源とするものが「黄砂」と呼ばれています。
大陸の雪が溶け、大地がむき出しになる季節に偏西風によって日本にも飛来してきます。
砂じんを巻き上げた日本で見られる黄砂粒子は2~6マイクロメートル程度のものが多いとされています。
「PM2.5」というのはPMを大きさだけで区別した分類で、粒子が何でできているのかという点は全く考慮されていません。
2.5マイクロメートルより小さければ、鉱物ダストであろうがなんであろうが「PM2.5」となっています。
黄砂粒子の中には2.5マイクロメートルより小さいものもあるので、「黄砂」が飛来するときには「PM2.5」の濃度も上がるとされています。
日本にも多く中国本土から飛来しているPM2.5の主な成分は中国国内で走っているディーゼル車や工場、石炭発電所などの排ガスなどに含まれるすすなどとされています。
中国では火力発電の燃料として石炭を多く使うのですが、なんと世界の石炭消費量の半分ほどが中国で消費されているらしいです。
経済発展に伴い国内での車の台数が著しく増えたことと、発電供給のための石炭消費量が上がったせいでpm2.5の排出が増えたとされています。
pm2.5の人体への影響は?
PM2.5が体内(肺や気管など)に侵入してくるとぜんそくや肺炎や肺がん、心筋梗塞などの発生原因にもなるらしいです。
pm2.5の大きさは?
2.5マイクロは髪の毛の30分の1ぐらいの太さです。スギ花粉が30~40マイクロメートルなのでPM2.5はおよそ20分の1というメチャクチャ小さな粒子ということになりますね。
花粉症のマスクくらいだと簡単に通り抜けてしまうということになります。
pm2.5の予防処置は?
・濃度が高い時は外出しない
・洗濯物を外に干さない
・マスク必須です。しかもpm2.5に対応したマスクじゃないと意味がありません。100円均一のマスクなんて、、、『サバンナで裸』『戦場で丸腰』と思った方がいいでしょう
・換気扇は使わずにpm2.5対応のヘパフィルターの空気清浄機を使う
・日本、韓国、中国以外に引っ越す
本当にいい迷惑。早く中国国内基準を厳しくして取り締まって欲しい。
ディーゼル車はフォルク○ワーゲン以外にするとか。