吉田栄作は貧乏だった話は面白いか？

吉田栄作の幼少期は貧乏だったらしい

昔、東京の夜景を観ながら「いつか俺は天下取る」と言った事でダウンタウンの笑いのネタにされていた吉田栄作。

天下どころかたいした活躍も無いまま芸能界に居座っているわけだが、２０１８年１１月４日放送の日本テレビ「誰だって波瀾万丈」（日曜前９・５５）に出演し、貧しかった幼少期の「貧乏エピソード」を語ったそうだ。

父が経営者だったこともあり当初は裕福な家庭で育っていた吉田栄作だが９歳の時に父の事業が失敗し、貧乏生活が始まったそうな。

毎年恒例だった家族旅行が急になくなったことで「経済的にそういうことなのかな」と家の貧乏事情に気付いたという。

まあ９歳になるまで毎年家族旅行ができていたことだけでももっと貧乏だった筆者からすればうらやましい話だが、当時の遊びを聞かれると「びんを拾う」と返答。

「校庭や川沿いに落ちている空きびんを拾い、駄菓子屋に持っていくと１本１０円になる」と空きびんを拾って小遣い稼ぎしていたことを告白。

その中でも、１リットルびんは貴重で３０円で交換してくれたそうで「１リットルびんを拾った日には喜んで駄菓子屋に行ったもんですよ」と当時を懐かしんだ。

ペットボトルが登場するまでは昔はコカコーラとかは1リットルのビンがあったんだよね。たしかに駄菓子屋や酒屋に持っていけば３０円で引き取ってくれると言う時代があった。

自動販売機のおつり返却口や販売機の下を覗くと小銭が落ちているもんだから、学校から帰ったら友達と販売機めぐりをしたこともあったなあ。あ、これは筆者のエピソードです。

　話を吉田栄作に戻すけど、彼の印象的に残っている節約生活で、

「ガスを節約するため、やかんに入った熱湯を水のシャワーで冷まし、適温にして使っていた」

と言う話があったらしい。

ん？ちょっと疑問に思うのだが、たとえば1リットルあたりの水を沸騰させるまでの熱量って同じガスならやかんで沸かそうが給湯器で沸かそうがガス代は変わらないんじゃないだろうか？（だれか詳しい方います？）

あ、違うか。たぶんストーブとか囲炉裏で温めておいたやかんのお湯を使ったというのなら合点がいく。

もし同じガスコンロを使って沸かして、、、だったらアホだよね。

芸能人の貧乏エピソードは数知れずあるが、正直たいして面白くも無いエピソードだな。

貧乏時代のエピソードで度肝を抜かれたのは保坂尚希でしょう。

幼少のころ両親が自殺。

それ以後、ずっと「どうやったら早く自立できるか」を考え、

●熱帯魚が欲しくて買い替えに来るお客さんの熱帯魚をもらうため、熱帯魚ショップでお小遣いをもらって手伝っていた。

●「コイの引っかけ」という１回１００円の鯉を釣るゲームで釣った鯉を、デパートの屋上で５００円で買ってもらっていた。

●鯉で稼いだお金でハツカネズミのペアを買って子どもを産ませて、１匹５０円で売って、あっという間に万単位を稼いだ。

なんと商魂たくましい。そして現在は通販ビジネスで大成功を遂げているという凄さ。

貧乏エピソードはこれくらい波乱万丈じゃないと面白くないね。

貧乏時代の糧が今に繋がっているからこそ面白いんじゃないだろうか？

貧乏時代の糧が今に繋がってそうも無いエピソードはつまらん。

現在たいした活躍もしていないのに日本テレビ「誰だって波瀾万丈」に出演依頼が来る時点で、

他に出す芸能人いなかったの？

と思いません？

いやあ保坂尚希は凄い。ってか呼び捨てじゃなく保坂尚希"さん"とちゃんとさん付けで呼びたい。

しかしあれだよね。

「俺はBIG」発言で一気に芸能界を干された田原俊彦や「天下取る」発言後たいした活躍も無いまま天下取るまであと何年必要なのか良く分からない吉田栄作とか、ビッグマウスほど芸能界では干されやすいことが良く分かる。

ビッグマウスだと裏のドンが手を回してどこにも出してもらえなくなるんだろうか？

自分で作詞や作曲する能力や脚本、監督をする能力があればBIGにもなれるんだろうけど、他人のふんどしで相撲をとっている段階では単に『使ってもらっている立場』にすぎないんだよね。

「俺はBIG」発言で本当にBIGになったのは矢沢永吉様くらいじゃないだろうか？

（もう永ちゃんくらいすごいと様をつけるよね）

著書「成り上がり」

が出版された時点で副題「How to be BIG」って付いてたくらいだからすでにBIGになってから出版されたんだけど、それ読んで勘違いする芸能人がどれだけ多いことか。