『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』が突然の番組終了、、、、、
『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』番組打ち切りに関して
TBS系列で放送されていたペットの番組『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』。
猫好きな私としてはペット番組の中でも猫寄りなこの番組が好きで毎週楽しみにしていたが、2018年9月19日に突然の番組終了となった。
番組の前の回での終了告知もなく、録画予約していたハードディスクデッキのアラートで
「毎週録画の番組予約の中で終了した番組があります」
という内容で初めて知った。
終了になることが信じられないまま、放送内容を観ると番組冒頭からの告知も無く、放送終了30秒前になってもいつもと同じ番組進行だった。
が、「犬・猫を飼うということ」といった番組のテーマからしてちょっと重いテーマだったし、全体的に過去の放送内容の総集編的な作りになっていたので、最終回の臭いは漂わせていた。
そして番組終了30秒前になり、いつもは中継でしか出演していなかった保護にゃんハウスのメンバーもMC達と同じ場所に集合。
「4年半ありがとうございました~」
と唐突の終了宣言と共に番組は終わってしまった。
「保護にゃんハウスは今後も続けていきます」
と言っていたが、番組がなくなる以上は継続する費用はどこからも出ないのでハウス解体→猫たちは「NPO法人ねこけん」などに依頼する形になるだろう。
4年半も続いた番組にしてはあまりにも唐突過ぎる終わり方。
終了の事前告知も無いという視聴者にとっては冷たい対応だったから、不自然極まりなかった。
これは何か怪しい動きがあったんだろうな?と調べてみたら、8月9日あたりのネット記事で「番組打ち切りか?」という内容が飛び交っていたようだ。
動物虐待ではないのか?
『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』の番組終了の原因は放送内容に対して動物虐待ではないか?というクレームがあったからとのこと。
小さな女の子が室内飼いの猫に首輪をして強引にリードを引っ張っていたとか、デヴィ夫人が他人の犬のお尻を叩いたとかで、動物虐待だと騒いだ人たちが少なからずいるらしい。
私は番組を観ていてこれまで動物虐待と感じたことは無かったが、ごく一部の人たちは動物虐待と見て取れるシーンがあったのだろう。
何10匹も犬猫を多頭飼いしている人がたまに報道されることがある。
公共の河原で無断で犬を何十匹も飼っている人とか、猫カフェと称して猫を多数飼っているが病気になっている猫が多いにもかかわらず全く治療する様子は無いとか。
あきらかにこれらは動物虐待だと思うが、当の本人たちは可愛がっているという意識でいるらしい。あるいは去勢、避妊手術をしない・できない所為でどんどん増えて手に負えなくなってしまったということもあるそうだが、それはやはり動物虐待になってしまうんだろうか?
犬猫の将来を本気で考えるんなら去勢、避妊手術も仕方の無いことであるというのが最近の風潮である。
私は過去に猫を飼ったことがあるが、いずれもオスを飼うようにしていた。赤ちゃんを産む心配はないからね。
親から「オスなら良い」という条件があったからなんだけど、ひょっとして他人の家のメスをはらませるといったことはやっていたのかは定かではない。
『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』の番組内で出てくる人たちは動物を虐待したくて飼っている様子は見られないと思った。
小さい子供が加減が判らなくて犬や猫の尻尾を掴んだり叩いたりというのはあると思うが、それすらも動物虐待というのか?
ずっと叩きまくって犬猫が嫌がっているのに子供の親が何もしないのであれば動物虐待と言ってもいいのかもしれないが、そこまで酷い内容は観た覚えが無い。
子供がペットに対してやりすぎた際に限度を教えることで「痛み」に対する教育が出来る。それができることでペットに及ばず人間に対する「痛み」も判るようになるのではないか。
『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』はそのあたりの「人間と動物の共存」に関してもちゃんと言及していた番組だと思うが。
どこからどこまでが動物虐待に当たるのかを議論しだすと止め処が無い。
動物は自然に居ることが当然ということであれば動物園をはじめペットも全て虐待になってしまう。
『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』は好きな番組だったけど、出てくる一般人は全て立派なお宅に住んでいるお金持ちばかりというのだけ鼻に付いたが、、、。
「玄関のドアでけ~!」
「ペット自慢よりも本当は持ち家自慢したかったんじゃね?」
と毎週見ながら思ったことではありますが。
ごく一部のクレーマーの所為で終わってしまって本当に残念で仕方が無い。
ここ最近しばらく観ていなかったが、テレビ東京の「超かわいい映像連発!どうぶつピース!!」を観ることにしよう。