H2Aロケット国産機初の商業衛星打ち上げに成功。それでいいの?
H2Aロケットが国産機として初の商業衛星打ち上げに成功したとのことで、今後商業打ち上げを増やして数年後には20兆円産業を目指すらしい。
そもそも商業衛星とは何か?というと、衛星放送やデータ通信の電波を送受信するもの等の民間企業が運用する人工衛星のことを指すようだ。
科学観測(気象衛星)とか、安全保障目的(いわゆるスパイ衛生とか?)などは政府系衛星というらしいです。
これまで日本の国産ロケットは政府系衛星ばかりを打ち上げてきました。
というのも、日本のロケットは打ち上げ費用が高いからだそうです。
H2Aロケットの価格は100億円以上。
アメリカのファルコン9は80億円より安く、ロシアや欧州のロケットにも日本は価格ではなかなか勝てませんでした。
日本では政府が打ち上げ事業を梃子入れしてきた側面があり、ロシアでの打ち上げ失敗が相次いだことが、日本に追い風になっているとの見解もあります。
三菱重工業は今後の受注増をみこんでいるそうですが、、、、、。
私は考えます。
宇宙ビジネスは確かにこれからの日本にとって、いや世界にとってもドンドン進歩していくべきでありますが、心配なのが
『宇宙ゴミ』
ロケット打ち上げが安くて成功率が上がる分、
宇宙空間には切り離されたロケットの破片が散乱。
何年も蓄積されていくうちに宇宙空間はゴミだらけになってしまうでしょう。
宇宙空間は広いからいい?
とんでもないですね。
地球の周りをこの宇宙ゴミが沢山周回しているそうじゃないですか。
フワフワ浮いているのではなく、弾丸より速いスピードでギュンギュン回っているらしいですね。
打ち上げ成功を喜ぶのも良いですが、いつか、この宇宙ゴミ収集技術も進歩してもらいたいもんです。